朝起きたとき、なんとなく体が重かったり、口の中が乾いていたり、
「まだ体が目覚めていないな」と感じることはありませんか。
そんな朝の習慣として、昔からよく耳にするのが「白湯」です。
「朝に白湯を飲むと体に良い」と聞くことは多いものの、
「ただのお湯なのに、本当に何か違うの?」
「白湯を飲めば冷えや便秘が改善するって本当?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
私も最初は、
「お湯を飲むだけで、そんなに変わるものなのかな?」
と半信半疑でした。
そこで実際に、毎朝コップ1杯程度の白湯を飲む生活を1ヶ月続けてみることにしました。
続けてみると、劇的に体質が変わったというわけではありません。
ただ、朝に温かいものをゆっくり飲むことで体がほっとしたり、
お腹が動き始めるような感覚があったりと、
私なりに「続けやすい朝習慣だな」と感じる部分がありました。
この記事では、
- 朝に白湯を飲むメリット
- 1ヶ月続けて私が感じた変化
- 途中で失敗したこと
- 白湯を無理なく続ける作り方
- 飲むときに気をつけたいポイント
について、実際の体験を交えながらご紹介します。
なお、白湯は薬ではありません。
白湯を飲めば病気が治ったり、必ず代謝が上がったりするわけではありませんので、
「健康のためのちょっとした生活習慣」として気軽に取り入れるのがおすすめです。

朝の白湯、習慣にしてみませんか
朝の白湯にはどんなメリットがある?
白湯とは、簡単に言えば温かいお湯のことです。
一般的には水を一度沸かし、飲みやすい温度まで冷ましたものを白湯と呼ぶことが多いですが、
毎回やかんで長時間沸騰させなければならないわけではありません。
電気ケトルや電子レンジなどを使って、無理なく飲める温度にしたお湯でも十分です。
特別な栄養素が含まれているわけではありませんが、寝起きの水分補給として手軽で、
温かい飲み物が好きな方には取り入れやすい習慣です。
温かい飲み物で体がほっとする
朝一番に温かい白湯を口にすると、のどから胃のあたりまで、じんわり温かさが伝わっていきます。
冷たい水を一気に飲むのが苦手な方でも、白湯ならゆっくり飲みやすいのではないでしょうか。
実際、私も朝に白湯を飲むと、
「体のスイッチがゆっくり入っていくような感じ」
がしました。
ただし、
「白湯を飲むと基礎代謝が大幅に上がる」
「白湯を飲めば冷え性が治る」
といった効果が科学的に確立されているわけではありません。
温かい飲み物によって一時的に温かく感じたり、
朝のリラックスタイムにつながったりすることはありますが、
体質改善を期待して無理に飲む必要はないと思います。
朝の白湯で期待しやすいポイントとしては、
- 寝起きの水分補給ができる
- 温かいものを飲むことでほっとできる
- 朝の生活リズムを作りやすくなる
- 人によっては胃腸が動き出す感覚を得やすい
- 冷たい飲み物が苦手な人でも飲みやすい
といったところでしょう。
「白湯そのものに特別な健康効果がある」というよりも、
毎朝決まった時間に水分をとる習慣を作りやすい
という点が、一番大きなメリットなのかもしれません。
朝の水分補給として取り入れやすい
寝ている間にも、私たちの体からは呼吸や発汗などによって水分が失われています。
そのため、朝起きたあとの水分補給はとても大切です。
水でもお茶でも水分補給はできますが、私は朝の冷たい水が少し苦手なので、白湯の方がゆっくり飲むことができました。
以前は、
「起きてすぐ水を飲んだ方がいいんだろうな」
と思いながら、つい後回しにしてしまうことも多かったのですが、
白湯を飲むようになってからは、
「朝起きる→お湯を沸かす→白湯を飲む」
という流れができました。
これは意外と大きな変化でした。
なお、「白湯の方が冷たい水よりも体に吸収されやすい」と断定できるわけではありません。
大切なのは温度よりも、自分が無理なく水分をとれること。
冷たい水が好きなら水でも構いませんし、白湯の方が飲みやすいなら白湯を選ぶ、
くらいの気持ちで十分だと思います。
また、
「白湯で老廃物が排出される」
「デトックスできる」
と紹介されることもありますが、こうした表現には注意が必要かなと思います。
白湯を飲むだけで体内の不要なものが特別に排出されるというわけではありません。
ただ、十分な水分をとることは、健康的な排尿や便通を保つためにも大切です。
その意味では、朝の水分補給を習慣にすることにはメリットがあるといえると思います。
ズボラな私が毎朝白湯を1ヶ月続けて感じたリアルな変化
ここからは、私自身が実際に1ヶ月間、朝の白湯を続けてみて感じたことをご紹介します。
あくまでも私個人の体験です。
同じように飲んだからといって、誰にでも同じ変化が起きるとは限りません。
その点はご了承くださいね。
私自身も、
「白湯を飲んだだけで何か劇的に変わるとは思えない」
と思いながら始めました。
ところが、続けているうちに、体そのものというよりも、
朝の過ごし方が少しずつ変わっていきました。
お腹が動き始める感覚と朝のリフレッシュ感
白湯を飲み始めて1週間くらいすると、朝食前にお腹がゴロゴロと動き始める感覚がある日が増えてきました。
それまでは、
「朝起きても、なんとなくお腹が目覚めていない」
という感じの日も多かったのですが、白湯を飲んでしばらくすると、
お腹が自然に動き始めるように感じることがありました。
結果として、朝のトイレ習慣も以前よりスムーズになったように感じました。
ただ、これは必ずしも「白湯だけの効果」とは言い切れません。
毎朝同じような時間に起きて、水分をとる習慣ができたこと自体が影響した可能性もあると思っています。
また、温かい白湯をゆっくり飲んでいると、
「さあ、今日も始めよう」
という気分になります。
寝起きでぼんやりしていた頭も、白湯を飲んでいる時間に少しずつ目覚めていくような感覚がありました。
私が感じた変化を簡単にまとめると、こんな感じです。
| 続けた期間 | 私が感じたこと |
|---|---|
| 1週目 | 朝に温かいものを飲むと、体がほっとする感覚があった |
| 2〜3週目 | 朝にお腹が動き出す感覚が増え、トイレのリズムが整いやすくなった |
| 1ヶ月後 | 白湯を飲むことが自然な朝の習慣になり、気持ちよく1日を始めやすくなった |
「冷えが治った」
「便秘が改善した」
「代謝が上がった」
とまでは言えません。
ただ、
朝に温かいものを飲んで、ゆっくり体を目覚めさせる時間ができたこと
は、私にとって思っていた以上に心地よいものでした。
白湯の良さは、こうした小さな変化なのかもしれません。
途中で胃が重くなり、挫折しかけた失敗談
順調に続けていた白湯生活ですが、実は2週目あたりに、
「今日はなんだか胃が重いな」
と感じる日がありました。
白湯は体に良いと思い込んでいた私は、
「多く飲んだ方がもっと良いのでは?」
と考えてしまい、コップ1杯では足りず、短時間にかなり多めのお湯を飲んでいました。
しかも時間がない朝には、少し熱い状態の白湯をゴクゴクと急いで飲むことも。
今振り返ると、これが良くありませんでした。
以前は、
「水分を飲みすぎると胃液が薄まって消化が悪くなるのかな」
と思っていました。
しかし、通常の範囲で水を飲むことで胃液が薄まって消化できなくなる、という考え方は正確ではありません。
私の場合は、
- 一度に多く飲みすぎた
- 急いで一気に飲んだ
- 熱い状態で飲んだ
ことなどが、胃の重さや不快感につながった可能性がありそうです。
そこで、
「健康のためだからたくさん飲まなければ」
という考えをやめました。
マグカップ1杯程度を、ゆっくり時間をかけて飲むようにしたところ、
私の場合は胃の不快感も気にならなくなりました。
白湯は薬ではありません。
たくさん飲めば効果が増えるわけでもないので、
自分の体調に合わせて無理なく飲むことが一番大切だと思います。
失敗しない白湯の作り方と飲むときの注意点
白湯はとても簡単に作れます。
昔ながらの方法では、
「やかんで水を沸騰させ、その後しばらく沸かし続ける」
と紹介されることもあります。
ですが、毎朝続ける習慣として考えるなら、そこまで難しく考える必要はないと思います。
私は、
「無理なく続けられること」
を一番大切にしています。
熱すぎる白湯はNG?温度と飲み方のポイント
私が飲みやすいと感じるのは、だいたい50〜60℃くらい。
口に含んだとき、
「温かいな」
と感じる程度です。
ただし、50〜60℃がすべての人にとって医学的な「理想温度」という意味ではありません。
猫舌の方なら、もっと低い温度でも構いません。
一番大切なのは、
熱いと感じるものを無理して飲まないことです。
国際がん研究機関(IARC)では、
65℃を超える非常に熱い飲み物を習慣的に飲むことについて、食道への影響が指摘されています。
そのため、
「熱い方が体に良さそう」
と考えて我慢して飲むのはおすすめできません。
飲む量も、私は150〜200ml程度を目安にしています。
マグカップ1杯くらいですね。
白湯を飲むときの私なりの基本ルールは、
- 朝起きたあとに飲む
- 150〜200ml程度を目安にする
- 熱すぎる場合は冷ます
- 一気飲みしない
- 5〜15分程度かけてゆっくり飲む
- 体調が悪い日は無理をしない
というものです。
以前は「朝食の20〜30分前に絶対に飲まなければ」と思っていましたが、
現在はそれほど厳密に考えていません。
起きたあと、自分が飲みやすいタイミングで水分補給するくらいで十分だと思っています。
大切なのは、
ルールに縛られてストレスにならないこと。
健康習慣は続けることが大切だからこそ、ゆるく続けられるくらいがちょうどいいですね。
ケトルや電子レンジを使えば忙しい朝でも簡単
「白湯を作る」というと、
やかんで水を沸かして、何分も沸騰させて、冷めるのを待って……
と面倒に感じる方もいるかもしれません。
私も毎朝そこまでしていたら、おそらく途中でやめていたと思います。
現在は電気ケトルを使っています。
水を沸かしてマグカップに入れ、飲みやすい温度まで少し待つだけ。
これなら本当に簡単です。
電子レンジを利用して、水をマグカップに入れて温める方法でも構いません。
水道水のにおいや味が気になる方は、浄水した水やミネラルウォーターを使ってもよいでしょう。
ただし、市販のミネラルウォーターを使わなければ健康効果がない、ということではありません。
自分が飲みやすい水を選べば十分です。
私の場合は、
- 朝起きる
- ケトルのスイッチを入れる
- 顔を洗う
- マグカップにお湯を入れる
- 少し冷ましてからゆっくり飲む
という流れにしています。
これなら忙しい朝でもほとんど負担になりません。
温度調節機能がついた電気ケトルなら、毎朝同じくらいの温度にできるので、さらに楽になります。
ですが、もちろん白湯のためだけに新しい家電を買う必要はありません。
今ある道具で十分。
何より、
「これなら毎朝続けられそう」
と思える方法を選ぶことが大切です。
明日の朝からコップ1杯の白湯を始めてみよう
1ヶ月白湯を続けてみて感じたのは、
「白湯は万能な健康法ではないけれど、朝の習慣としてはとても取り入れやすい」
ということでした。
白湯を飲んだからといって、
代謝が大きく上がったり、
冷え性が治ったり、
体内の老廃物が特別に排出されたりするわけではありません。
ただ、
朝起きたあとに水分をとることは大切です。
そして温かい飲み物が好きな方にとっては、白湯はとても手軽な選択肢です。
私の場合は、
「白湯そのものの健康効果」
以上に、
朝起きてお湯を沸かし、ゆっくり飲む数分間が気に入っています。
忙しい朝でも、この数分だけは少しゆっくり。
温かい白湯を飲みながら、
「今日も一日始まるな」
と気持ちを切り替える。
そんな朝の小さな習慣になりました。
もし、
「白湯って本当にいいのかな?」
と気になっている方は、最初から1ヶ月続けようと頑張らなくても大丈夫です。
まずは明日の朝、コップ1杯から試してみてはいかがでしょうか。
熱すぎないお湯を、ゆっくり飲むだけ。
体調に合わなければ無理に続ける必要もありません。
自分の体調や生活リズムに合わせながら、
「なんとなく朝が気持ちいい」
と思える習慣になれば、それだけでも十分なのではないでしょうか。
私もこれからは、
「健康のために絶対飲まなければ」
ではなく、
「朝のほっとする時間」
として白湯を続けていきたいと思っています。






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