こんにちは、mayMayです。
ボカロP(ボカロピー)として活動を始められた、くじらさん。
yamaさんやAdoさんに楽曲を届けたことで一気に名前が知られましたね。
くじらさんってどんな方なのでしょうか。
くじら 情景が浮かぶ歌詞が多い⁈
yama「春を告げる」の出だしのフレーズ、
~深夜東京の6畳半夢を見てた 灯りのともらない蛍光灯~
この1フレーズを聞くだけで、どういう部屋かパッと思い浮かぶ。
yama「クリーム」の歌いだし
~ベランダに出た/青い柵にもたれかかって煙を喫んだ~
聴く人の感性でそれぞれに情景が浮かんできますね。
そして、やるせない・切ない気持ちが満ちてくる感じにもなる、、。
こういう情景描写を思い描き、孤独感とか焦燥感とかの感情がすっと入ってくると、今の日常とつながっている感じを受け、ドキドキします。
くじらさんは、ファンタジーというより日常にあったことや実体験を書くことが多く、詩を読んだときに映像として浮かびやすくなるようにしているとか。
言葉を意識的に集めているそうで、友人と話しているときもキレイな言葉だなと思うとメモしてるそう。
言葉がたくさん詰まった本を読むのも大好きだそうです。
川谷絵音さんも絶賛!!
2020年の記事で少し古くなりますが、私にとっては新鮮だったので引用させていただきました。
yamaさんの歌声のすばらしさとくじらさんの曲についても語っておられます。
5月リリースの『クリーム』は、『春を告げる』よりスローテンポだが、この歌がまた素晴らしい。
ハイテンポとスローテンポで声が全く変わらない。実はこれめちゃくちゃ難しくて。普通印象が変わるものだが、どちらもセクシーな息づかいは健在で、曲によって左右されない芯の強さも感じる。強いのにはかない。この声を嫌いな人っているのだろうか? それくらいの素晴らしさ。そして曲を作ってるくじら君。
彼が素晴らしいのは、ブラックミュージックを感じるところ。
一聴して分からなくてもちょっとした部分に感じたり、明らかな影響を感じることもある。
今のボカロPシーンにおいて、しっかりブラックミュージック感があるのがくじら君で、yamaの声も相まって独特な曲になっている。
『春を告げる』のファンキーな歌メロのリズムには、彼のブラックミュージックからの影響を感じるし、曲が全て短くまとまっており、サブスク時代にうまく合わせてきている策士ぶりも感じる。
僕はこの歌い出しを聴いた瞬間に、彼のことが特別に好きだなと思った。
それでいて、キャッチーなティーンウケしそうな曲調もしっかり取り入れている。
https://www.nikkei.com/article/
くじら プロフィール
プロフィール
- 名前 くじら
- 生年月日 2000年3月2日
- 出身地 日本
- 職業 ボカロP、作詞家、作曲家、編曲家、歌手
- 活動開始 2019年4月1日
- レーベル MASTERSIX FOUNDATION
中学高校は中高一貫校。
部活は、剣道部の次に軽音楽部、そして競技かるた部に所属していたそうです。
競技かるた部はガチで3・4年やったようで、大会にも出場。
マジで『ちはやぶる』の世界だったとのこと。
高校生後半は進路に悩み続け、大学受験に関しては狂うほど勉強されたそうです。
2023年現在、23歳。
yamaさんと同様、あまり自身のことを公開されていないようです。
yamaさんやAdoさんに自らのオリジナル曲でブレイクに導いたくじらさん。
DISH//や花譜、SixTONES….にも楽曲提供されていて、大注目のクリエイターです。
2022年、ソロアーティストとして本格的に始動され、話題になりました。
くじらさんの公式ホームページは下記になります。
素敵だなーと思ったので、ぜひご覧ください
ボカロPって何?
ボカロP(ボカロピー)は、VOCALOID(ボーカロイド)、UTAU、CeVIO(チェビオ)などの音声合成ソフトで楽曲(ボカロ曲)を制作して動画投稿サイトへ投稿する音楽家を指す名称である。
Wikipedia
音楽家が曲を発表するには、「歌手に依頼して歌ってもらう」「自分で歌う」のどちらかを選択してきましたが、
音声合成ソフトの登場により、デスクトップミュージックにおいて、「音声合成ソフトによるボーカルを使用する」ことが可能になりました。
音声合成ソフトを使用して楽曲を作り、その曲を世に出していく音楽家のことを、ボカロPというんですね。
ボカロPで活動された後、シンガーソングライターとして活動されたり、ロックバンドのメンバーとして活動されている方もいらっしゃいます。
シンガーソングライターとして活躍されている
米津玄師さん(ボカロP名:ハチ)、須田景凪さん(ボカロP名:バルーン)
は、よく知られています。
音楽ユニット YOASOBIのAyaseさん、ロックバンド ヨルシカのn-bunaさんもボカロPです。
くじら 自身の歌唱のみのアルバム
ボカロPとして活動をはじめ、yamaやAdoをフィーチャーすることで自身の曲を届けてきたくじらさん。
2022年夏、自身の歌唱曲のみで作られたアルバムをリリースされました。
『生活を愛せるようになるまで』
このアルバムのリリースの合わせて、くじらさん自身の顔出し写真も公開されています。
この活動を始めるまでは、作品を世に出すことを優先して、なるべく人格は消してきたというくじらさん。
自身が歌うという局面では、新しい人にも聞いてほしいし、どんな人が歌っているのかを知ってもらうためにも顔を出すことにしたと話されています。
ライブとかにもつなげていきたいので、ためらいはあまりなかったそう。
くじらさんは、活動開始記念日である4月1日に毎年過去のボカロ曲の新バージョンを発表されています。
毎年、テイストが変わった曲が発表されるのは嬉しいですね。
まとめ
ボカロPとして活躍されているくじらさん。
才能あふれる方なんだなという印象です。
「ボカロP feat.歌い手」という新たな形を生み出し、yamaさんやAdoさんをブレイクに導いたくじらさん。
これからは、シンガーソングライターとしての活躍も期待できますね。
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