俳優の工藤阿須加さん。
デビュー以来、映画やテレビドラマで幅広く活躍されています。
その一方で、山梨県北杜市で農業に取り組んでいることでも知られていますね。
コロナ禍の2021年、ある農家の門をたたき、研修生として本格的に農業を学ばれた阿須加さん。
いまやその農園の一画を担い、そこで栽培・収穫された野菜(15種類ほど)を「阿須加農園」の屋号で販売するまでに至っています。
そんな工藤阿須加さんが、
BS朝日で10月5日にスタートする新番組「工藤阿須加が行く 農業始めちゃいました」(水曜午後10時)で初の冠番組を持つことに。
本格的に農業に取り組んでいる阿須加さんの仕事ぶり、生活ぶり、農業への思いなど、たくさんたくさん伝わってくる番組になりそうですね。
本当はなにをやりたいのか
きっかけは、コロナ禍。自身で『本当は何をやりたいのか』を考え、『農業をやりたい』という気持ちにたどり着いたといいます。
阿須加さんの父は、プロ野球で活躍した元ソフトバンク監督の工藤公康氏。
体が資本のスポーツ選手のため、母が食事には徹底的にこだわっていたそう。
子供のころから、食の大切さを身近に感じながら育ち、大学は東京農業大学を選んだほどです。
大学在学中から俳優として活動し、今や映画やテレビに欠かせない存在にまで成長しています。
それなのに、なぜ農業???
「今、行動を起こさないと間に合わない」
という切実な思いがあったそうです。
こんな風に語っている記事を見つけました。
「輸出国での大規模な水害やコロナ禍での世界的な物流網の混乱による深刻なじゃがいも不足で、日本のファストフード店でもポテトの販売が中止になったことがありましたよね。
FRaU8月号より
背景にある気候変動や感染症の流行は今後また起こらないとも限らないですし、ほかの農産物でも同じことがあるかもしれない。
じゃあもっと国内で食料を作ろうといっても、すぐ農家が育つわけじゃない。
だからこそ今、動かないといけないと思ったんです」
何かの番組で、
時間や金銭に余裕ができる50歳や60歳になってからではどうか・・・とも考えましたが、今やることに意味があると思った。リスクを取らないことがリスクだなと思えた、、
と話していたことを覚えています。
本気で取り組んでいるんだなと感じました。
若いのにすごいな、と。いや若いからこその決断か。。
そういえば、阿須加さんが活躍し始めたころ、工藤公康氏の子どもだと知らなかったことを思い出します。
表に出さずに、オーディション受けてたらしいです。
いつも、自分で覚悟を持ち責任をもって、行動されているということですね。
『半農半芸』の二刀流で頑張っていく
2022年7月お笑い芸人とプロ野球選手(独立リーグBC・栃木に入団)の両立を決めた、
ティモンディの高岸宏之(29歳、済美高校野球部→東洋大学野球部卒)からも刺激を受けていると話されています。
「なんでも本気で向き合えば、何刀流でもいいと思う。僕も『半農半芸』で頑張っていきます。」
「食べた人からの『おいしい!』を聞くのが最高の瞬間。その喜びを知ったからこそ、農家と消費者を繋ぐ架け橋になるような活動をしたいと強く思っています。
FRaU8月号より
来年からは自分の畑に人を招いて積極的に農業体験会を開催する計画もあります。
土にじかに触れて、食べ物ができる現場を体感すること。
それだけで食への関心は大きく変わります。
収穫体験? そんな生易しいものじゃないですよ(笑)。がっつり汗を流して、ぜひ農業の世界を楽しく体験してもらいたいですね」
頼もしい限りです。
プロフィール
- 本名 工藤阿須加(くどうあすか)
- 生年月日 1991年8月1日
- 出身地 埼玉県所沢市
- 身長 180cm
- 血液型 B型
- 大学 東京農業大学
- 職業 俳優
- 所属 パパドゥ
- 著名な家族 工藤公康(父・プロ野球・福岡ソフトバンクホークス元監督)
- 工藤遥加(妹.・プロゴルファー)
まとめ
今は、昔のように『二兎追うものは一兎も得ず』ではないんですね。
やりたいことがあって、それぞれに真摯に向き合い取り組んでいけば、やっていけることを実践していってくれそうです。
『半農半芸』いいですね。
応援するしかない!!と思わせられます。
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