名バイブレイヤー(3強として、遠藤憲一・生瀬勝久・小日向文世)として引っ張りだこの遠藤憲一さん。
今回は、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さん主演のフジテレビ系列・連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」に出演されます。
遠藤さんは、山田さん演じる浦島エイジの義父・浦島亀一(うらしまきいち)を演じます。
遠藤さん演じる亀一は、エイジの父親の保護司でした。
エイジを引き取り、実の息子同然に愛情を注ぎ育て上げますが、
模倣事件発生の後、警察に追われることになってしまったエイジ。
亀一は、そのエイジの無実を信じ続けるという役柄です。
累計発行部数が130万部を突破した同名マンガ(原作・井龍一さん、マンガ・伊藤翔太さん)が原作の二重人格サスペンス。
ハラハラドキドキしながら見るドラマになりそうです。
強面の遠藤憲一さん、どんな人?
高校は1年の2学期で中退
実際に、高校時代は相当のツッパリだったようです。
もともとは真面目男子だった遠藤さん。
野球部に所属していました。
入った高校は、半数以上がツッパリでそのほとんどがリーゼント。
周りに影響されて徐々に遊びに流れて行ってしまったんだとか。
長期休暇中 「机の中に教科書を入れっぱなしにしている者は見つけ次第教科書を焼却処分する」 という校則があったにもかかわらず、
机の中に入れっぱなしにした遠藤さん。
あえなく教科書を焼却処分されます。
「教科書を忘れた者は教室の後ろに立って授業を受ける」という規則あり。
毎日、立って授業を受ける遠藤さん。
授業内容も頭に入らず、嫌気がさし、高校1年2学期、中退を選択。
決断が速いですね。びっくりしました。
難関・劇団無名塾に入塾するも10日後に離脱
高校中退後、アルバイトを転々。フリーターですね。
「劇団員募集」の広告を見て入団。
役者業に興味がわき、劇団無名塾の選抜試験を受け、見事合格。
俳優・仲代達矢さんが主宰する俳優養成所、無名塾。
超難関らしいです。
遠藤さんは入塾したものの、その規律の厳しさや塾が放つ空気感に負け、10日でやめちゃったのです。
やめ癖もついちゃってたのかもしれません。
1983年「壬生の恋歌」でドラマデビュー
その後、劇団フジ・東京東映に移籍。役者業再開。
1983年『壬生の恋歌』でドラマデビュー
以降は、刑事ドラマ・サスペンス作品・時代劇等で下積み的な出演を続けられています。
もうツッパリではなくなっていますね。
「ビデオシネマ」では、眼力のある強面の風貌を生かして極道ものの悪役を多く演じました。
2009年『湯けむりスナイパー』で連ドラ初主演
当時「Vシネマ悪役の遠藤憲一が連ドラ初主演」と騒がれました。
本人も「こんないかつい顔の自分を主演にするなんて」と照れ隠しに話していたそうです。
この辺りから、どんどん仕事が増えていったんですね。
ドクターⅩでは、「強面だけど小心」という何とも言えない人間味あふれる役柄を演じられました。
今では、シリアスな悪役から優しい父親役までこなす演技力が認められ、名脇役ランキングでは、毎年上位にランキングされています。
数々のテレビドラマや大作映画への出演が増えた今でもⅤシネマやカルト映画への出演は続けておられるそう。
そんな律儀な遠藤さん、人気があるのもうなずけます。
恐妻家の遠藤憲一さん
遠藤憲一さんの妻は、まさこさん。
若いころは、タレントや女優として活動されていたそうです。
今は、遠藤憲一さんが経営する個人事務所”エンズタワー”代表兼遠藤憲一のマネージャー。
まさこさんが介入する前はやくざな役が多かったのですが、
まさこさんが遠藤さんの俳優としての力量を見抜き、プロデュースすることによって、
今のような幅広い活躍の場が増えていったといわれています。
頭が上がらないのは当たり前でしょうか。
2018年の元日。従業員たちと2時間だけ飲みに行くわと出かけ、その後深酒をし消息不明に。3日深夜帰宅。
まさこさん「もう解雇!事務所は解散!」
まさこさん「あなた自身はこの家を出ていくか、お酒をやめるか」
遠藤さんは、この時、禁酒を決断。
今も飲んでいないようです。打ち上げの時は、ノンアルビールだそうです。
遠藤憲一さん プロフィール
- 名前(本名) 遠藤憲一
- 生年月日 1961年6月28日
- 出身地 東京都品川区
- 身長 182cm
- 血液型 O型
- 職業 俳優・ナレーター・脚本家・タレント
- 活動期間 1979年~
- 事務所 エンズタワー
まとめ
コワオモテの顔は目立つそうで、警官から職務質問されたことも多々あると話されています。
でもプライベートでは、人間味豊かに奥様であるまさこさんと穏やかに日々を送られているように感じます。
これからの活躍も楽しみにしています。
まずは、フジ水10ドラマ『親愛なる僕へ殺意を込めて』をハラハラドキドキしながら見ますね。
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