2018年 9月 26日
三重県の伊勢中川駅から名古屋に向かう近鉄特急の中。
疲れていたので、ぼんやり静かに帰りたいと思っていたのに、前の座席から母と娘さんの話し声が聞こえてくる。
母は30代前半、お嬢さんは5歳くらいだろうか。
お勉強しているようだ。
でも母は、怒っている。すごく。
「なんでわかんないの?」
「ちゃんと聞いていないから!」
「何回言ったらわかるの?」
「最初っからもう一度」
「ほんと、できないんだからーーー」
母親の声は大きいのに、お嬢さんがちょっと声を張ってこたえると
「小さい声で答えて!」と言っている。
自分の声のが、圧倒的に大きいとなぜ気付かないのだろうか。
母親が問題文を読む声も聞こえる。
地図を見せながら、左に曲がったり、右に曲がったり、交差点を真っすぐに進んだり、最後にどこに到着したかを問う問題のようだ。
この年齢で右左をきっちり判断できるのか?
小学校受験のお勉強かなとは思う。
お嬢さんの将来を考えてのお勉強んなんだろう。
お嬢さんは、いやだ、わかんない・・・なんて言いながらも母親の顔を見ながら、何か答えようとしている。母親に褒められたい、認めてほしいんだろうな。
でも泣きださない。。
母子の関係って、不思議だなー、と思う。
近い将来、いい結果が出るといいな。
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