雨の日の平泉観光は、あらかじめ巡る順番を決めておくと、
とてもスムーズに楽しむことができます。
おすすめのモデルコースは、平泉駅からスタートし、
まずは平坦で歩きやすい毛越寺と隣接する観自在王院跡を散策し、
その後に中尊寺へ向かうルートです。
雨の日ならではのしっとりとした庭園風景や、
木々の緑が深まる参道は本当にすてきです。
この記事では、平泉駅から毛越寺、
そして中尊寺へと巡る具体的な散策手順や見どころ、
雨の日の歩き方のポイントを詳しくご紹介します。

中学時代に学んでずっと行きたいと思っていた
あこがれの中尊寺金色堂です!
平泉駅からスタート!雨の日のアクセスと準備

旅の起点となるのは、JR東北本線の平泉駅です。
駅前はきれいに整備されており、
観光案内所やコインロッカーなども整っているため、
散策の準備を整えるのにとても便利です。
雨の日の散策では、両手が自由になるリュックサックや、
使いやすい傘を用意しておくと安心ですね。
平泉駅から最初の目的地である毛越寺までは、
徒歩で約10分から15分ほどで到着します。
道は概ね平坦ですので、雨の日でも無理のないペースでゆっくり歩いて
向かうことができました。
駅を出たら、看板の案内に沿ってまっすぐ進みます。
毛越寺と観自在王院跡|雨に濡れる美しい庭園と史跡

平泉駅から歩いていくと、重厚な毛越寺の山門が見えてきます。
山門の右側には拝観券発行所があり、
こちらで拝観料を支払って境内へ入ります。
拝観料金の一覧表や案内がわかりやすく掲示されているので、
初めて訪れる方でもスムーズです。

毛越寺のすぐ隣には、世界遺産の構成要素でも
ある観自在王院跡が広がっています。
敷地内には大きな案内板が設置されており、
かつての寺院の歴史や伽藍配置について
の解説を読むことができます。
雨に濡れた青々とした芝生と古風な木造のお堂が調和していて、
とてもすてきな景観です。

毛越寺庭園に入ると、豊かに茂る楓の緑が視界いっぱいに広がります。
雨の日だからこそ、葉の一枚一枚が生き生きと輝いて見えて、
本当にすばらしい光景です。
木々のすき間から池の水面がちらりと見え、
歩みを進めるのが楽しくなります。

毛越寺の中心にある「大泉が池」は、
浄土庭園の面影を今に伝える見事な池です。
しとしとと降る雨が水面に優しく波紋を描き、
周りの豊かな木々や山々の影を映し出しています。
晴れの日とは一味違う、しっとりとした静けさと風情を
存分に味わうことができます。
中尊寺へ移動!表参道・月見坂と歴史を感じる石碑

毛越寺の散策を楽しんだ後は、中尊寺へと向かいます。
毛越寺から中尊寺の入り口までは
徒歩で約20分ほどの距離があります。
表参道の入口に到着すると、「関山 中尊寺」
と深く刻まれた立派な石碑が迎えてくれます。

中尊寺の表参道である月見坂の周辺には、
時代を感じさせる歴史的な石碑が
いくつも残されています。
「奉一町拾…」と刻まれた大きな石標など、
昔からの信仰の深さを物語る史跡を間近で
見ることができます。
参道はゆるやかな坂道になっていますので、
(60代の私には、正直少しきつかったです。)
雨の日は足元に注意しながら、
焦らずゆっくり上っていきましょう。
中尊寺本堂と堂内拝観|輝く仏像と歴史的建造物を巡る

月見坂を上り進むと、中尊寺の本堂に到着します。
本堂の堂内に進むと、正面には
光り輝く見事な阿弥陀如来坐像が祀られています。
細部まで丁寧に施された装飾と黄金色の輝きは、
ため息が出るほどすばらしいものです。

境内のお堂では、文殊菩薩像をはじめとする多くの貴重な仏像を
拝観することができます。
獅子に乗った金色の文殊菩薩像が木造のお堂の中に佇む姿は、
格別の威厳があります。
雨の日は建物の中にいる時間も心地よく、
ゆっくりと仏像と向き合うすてきな時間を過ごせます。
芭蕉像・旧金色堂覆堂から関山天満宮へ|境内奥深くを歩く

さらに境内奥へと進むと、笠をかぶり杖を手にした松尾芭蕉の銅像が立っています。
「おくのほそ道」の旅で平泉を訪れ、
名句を詠んだ芭蕉の姿を偲ぶことができます。
雨に濡れた紫陽花や周囲の緑と調和していて、
とても絵になる風景です。

こちらはかつて金色堂を雨風から守るために覆っていた「旧金色堂覆堂」です。
室町時代に建てられたとされる大変貴重な建物で、
素朴ながらも非常に力強い木造建築の美しさを感じられます。
建物の前には詳しい歴史が書かれた案内板もありますので、
ぜひ目を通してみてくださいね。

散策の後半には、関山天満宮へと続く趣のある石段があります。
地面には大きな木の根が網の目のように張り巡らされており、
自然の生命力を強く感じさせてくれます。
雨の日は石や木の根が滑りやすくなっていますので、
手すりを利用しながら一歩一歩踏みしめて上りましょう。
雨の日の平泉散策を快適に楽しむためのまとめ
今回は、雨の日に平泉駅から毛越寺、
そして中尊寺を巡るモデルコースをご紹介しました。
雨の日の平泉は、しっとりとした静けさに包まれ、
庭園の緑や歴史ある建物がより一層美しく映えます。
足元や雨具の準備をしっかり整えておくことで、
心にゆとりを持ってのんびりと散策を
楽しむことができますよ。
平泉駅から毛越寺、中尊寺までは歩きやすい道が続いており、
シニア世代の方でもご自身のペースで
無理なく巡ることができます。
歴史と自然が織りなす極楽浄土の世界を、
ぜひ雨の日の落ち着いた雰囲気のなかで体感して
みてくださいね。
きっと心に残るすばらしい一日になるはずです。





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